中国輸入

楽天とヤフーショッピングを使った中国輸入開始から1年半で年商7000万円を達成した方法

もう2018年も終わりですね。
去年の2017年5月から楽天の出店を開始して今年の12月で約1年半になります。

物販歴自体はもっと長いのだけれど、楽天を始めた時は1からリサーチを始めたし、
ほとんど初心者が中国輸入を始める環境と変わらなかったと思います。

売上はというと初月は10万にもいかなかったけど、そこから20万、40万と順調に売上が立ち
2017年の11月頃に楽天で販売している商品をヤフーショッピングでも併売を開始しました。

今では、今月の売上は楽天600万、ヤフー200万を達成できそうです。

最近の中国輸入は、やれOEMだ、ODMだ、オリジナル商品だ、独占販売だとか
融資を受けろだの、という風潮で色んな方情報発信がされていますが、彼らが言うのは一様に

既成品を扱うのを止め、他社と差別化できる商品を開発し販売する

という事です。

これらのやり方は素晴らしくまっとうな手法であるのですが、
開発、改良をする必要があるため最低発注個数が多くなることによって
初回の仕入れ代金が高くなる事による敷居の高さを感じる方も少なくないはずです。

資金が少ない人間が1つの商品に対して全ての資金を投じるのは
リスクを伴う行為でおすすめはできません。
実力者であったとしても開発した全ての商品がヒットするとは限らず
当たる時は当たるし、外す時は外します。

素晴らしい全うな手法を実践できる資金や自信がある人はやった方がいいと思っています。
資金があれば何度も挑戦できるし、リスクを顧みず挑戦できる胆力がある人は
資金が尽きてもまた、どこかで復活するでしょう。

ただし、僕のようにリスクに対して敏感な人間も存在します。
そういう人は確実性がない事に対して行動する事に心理的に負担を感じる人だと思います。

難しい事に対して挑戦できるかどうかは性格的にポジティブに行動ができる度合いや
その人自身のビジネスレベルからくる行動に対してのリターンがイメージできるかによって
変わると思います、別に難しいに挑戦ができる事がひとえに良い事ではないと思います。
難しい事をしても自分の身の丈に合わない行動であれば、時間をムダにしなんの成長も得られません。
大事なのは小さな事でも良いので自分ができる事を着々とこなしていく事です。

さて、という事で楽天とヤフーショッピングを使い既成品を販売する事
年商7000万円を達成した僕の方法をお話したいと思います。

楽天でリサーチをする方法

販路がAmazonであっても楽天であっても本質的な部分は何一つ変わりません
楽天で販売するのであれば、楽天で売れている商品を探し、同じ商品を
タオバオかアリババで見つけてくる事です。基本的にはアリババで仕入れをする事をおすすめします。

楽天やヤフーショッピングはAmazonと比較して売れている商品が分かりづらい
Amazonであれば各商品のランキングが明記されていて、モノレートで商品を検索すれば
おおよそどれくらい売れているかが分かります。
しかし楽天では各商品ページにランキングは明記されていないし、無料の専用ツールもありません。

ではどの様に売れているかを判断するのか?

売れている商品を見つけ出す

ランキングは各ページには明記されていませんが、楽天のランキングページからであれば
ランクインしている物のみであれば確認する事ができます。

これは総合ランキングのページになりますが、各ジャンルの上位ランキングも確認する事ができます。
ここで、売れているのか?売れていないのか?の判断はおおよそできる様になりますが、
まだ、どれくらい売れているのか?が分からないですよね。
あるジャンルでランキング1位を取っていたとしても
そのジャンルが全く売れていないジャンルだった場合は
仕入れても意味がないですよね?

売れている個数を把握するために必要なのはレビューの数です。
一ヶ月の間に何個のレビューがついているのか?
これがおおよその売れている個数を判断する方法になります。

目安としては1つのレビューがつくまでに売れている商品の数は15〜30個です。
まずは1ヶ月の間にレビューが5個以上ついている商品をみつけましょう。
レビューが5個以上ついているという事は75〜150個売れている可能性がある商品という事です。

ただ、一つ気をつけて欲しいのは 『レビューをつけるとクーポン配布します!』 とか
『レビュー投稿でおまけの付属品をプレゼント!』などのレビュー投稿を促しているページは
レビューが付きやすく、1ヶ月の間に5個のレビューがついていたとしても
実際に売れている個数は少ない可能性があるので注意してください。

僕の場合はジャンル毎のランキングから商品を探して良さそうな物があれば
レビュー数を確認するという手順でリサーチをしていました。

売れている以外にも気をつけるべき点

売れている商品を見つけ、同じ商品を出品したとしても
既にライバルが販売している商品が自分のショップで購入されるのか?
それは必ず考えなければいけない。

それを考えるために

  • 同じ商品を扱っているライバルの数
  • ライバルの商品ページの質
  • ライバルの商品ページの過去全てのレビュー数
  • ライバルの商品ページの価格

これらは全てチェックするようにしてください。
既にライバルが出品している市場に自分が横ヤリをいれて
何を武器に戦うのか?最初は価格を武器にしてもいいと思います。

しかし完成されすぎたライバルのページと戦っても
多少価格を下げたぐらいでは自分の店舗を選んでくれない可能性があります。

レビューの総合数も同様です。
上で上げた要素を総合的に判断して自分のページがライバルのページと同等の価値
出せるかどうかを考えるようにしましょう。

アリババにおけるリサーチで重要な点

売れている商品を見つけ出す事ができたら
仕入れをするため同じ商品を見つけなければなりません。

楽天で商品を出品したとして、そのページががどんどん売れるページに
育っていくかどうかを分けるポイントはレビューです。
どれだけ売れている商品をみつけたとしても低評価がついてしまえば
たちまちそのページから商品は売れなくなってしまいます。

安く仕入れる事は重要ではあるのですが、同じぐらい商品の品質は重要です。
僕自身何度も商品の品質が悪い事で低評価を商品ページにもらってしまい
勢いのあった売れる商品ページがダメになってしまう事がありました。
なので今は価格よりも品質を重視して仕入れを行うようにしています。

品質は仕入れてみないと分からないという部分もありますが、
販売ページから予測して悪品質の店舗を見抜く事ぐらいは簡単です。

詳しくは長期的にたくさん売るには品質が大事にも書いてあるので見てみてください。

商品画像の作成について

商品画像の作成は大きく分けると2パターンあります。

  • 自分で商品画像の素材を準備(撮影)する
  • タオバオやアリババの画像を使う

最初の内はタオバオやアリババの画像を使えば充分です。
自社のオリジナル商品を扱っていたりレベルの高い店舗以外は
実際の所、ほとんどアリババなどの画像を使っています。
※ただし、加工はしています

ちなみにアリババの画像を使うと仕入れ先を探しやすくなる
みたいな意見があるのですが、多分対して変わらないと思います。
アパレルなどは画像検索メインなので多少効果はあると思いますが、
その他の商品は画像なくても簡単に探せますしね。

自分で商品画像の素材を準備(撮影)する

商品撮影は業者か、クラウドソーシングなどで外注しましょう。

業者の場合はバーチャルインが安いですし、オススメです。
ただ、バーチャルインは中国輸入やっている人がよく使っているので
モデルさん見た時に、あ、これバーチャルインだなって分かります(笑)

撮影はバーチャルインのような業者だけではなくクラウドソーシングで募集する事もできます。
バーチャルインは5枚で1000円のプランがありますが、
僕は以前5枚で200円の破格でクラウドワークスの外注さんに依頼をしていました。

画像加工の依頼はクラウドソーシング

商品画像の素材を自分で撮影するにしても、アリババの画像を使うにしても
クラウドソーシングで画像加工ができる方を募集しましょう。

よく使うクラウドソーシングは3つです。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • シュフティ

画像作成の際に色々コピーライティングなど気にする必要もありますが、
考えすぎると進まないのでライバルのページを真似しつつも1つでも情報量を増やす事を意識して
まずは作ってみる事からはじめましょう。

以上、楽天中国輸入を実践するために大切なポイントを解説しました。
楽天は出店費用がかかるのでまずは無料で出店できるヤフーショッピングから始めることもできます。
ノウハウの根幹は楽天もヤフーショッピングも全く変わらないので
この記事のノウハウを活用して利益を上げて頂ければと思います。

では!

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