無在庫中国輸入は在庫を持たずAmazonなどで出品をし、
売れたら仕入れをしてお客さんへ発送するモデルです。
通常は在庫を持ってAmazonの倉庫に入れた上で販売をしますが、
無在庫の場合在庫を持たないため返品などの場合を除き
基本的に在庫リスクはありません。
だからキャッシュフロー的に優れたモデルであり
資金がない初心者にとっても始めやすいモデルです。
反面、Amazonには規約があり欠品や納期遅延を一定以上起こすと
パフォーマンスが低下し、販売権限を取り消されるため
確実に遵守する必要があります。
日本ではない海外の国と取引をするに当たって日本の常識が
通じない事はよく言われていて
中国から仕入れをするにあたっても納期や欠品の問題が確実に起こります。
だから、欠品や遅延を確実に防ぐ事は不可能で、
現実には定められた数値を上回らない様に管理をする事が大切です。
まず、商品登録する商品は注文があった際に確実に仕入れができるように
複数の店舗が扱っていてどこかの店で欠品をしたとしても他の店で
仕入れができる状況にしなければなりません。
とはいえ、扱う商品が増えてくると確実に防ぐ事はできません。
全ての店で在庫が切れている事が稀にありますし、
時間が経つと店舗の数減ったり、扱う店舗がいなくなる事があり
必要があれば定期的に確認をする作業が必要になります。
店舗から無事に仕入れができた後は、納期を遵守してお客様に納品をする必要がありますが、
店舗によっては発送が遅い場合があります。
注文された商品はエクセルにまとめるなどして、時間が経っても納品されない商品を
細かく確認する必要があります。
全然納品されないな〜と思って店舗に問い合わせをすると
「在庫がない」と言われるのは珍しくありません。
細かくチェックをして何度も店に確認をするのがベターです。
要するに無在庫は管理する能力を必要とします。
逆に言えば管理を効率良く行う事ができれば稼ぐ事ができるという事ですね。
ですが、それは昔の話。
最近は無在庫で稼ぐ事ができないという声を多く聞きます。
今は昔ほど商品が売れなくなっているようです。
原因はおそらく中国人セラーが競合してきているためです。
中国人セラー基本的にかなり安い価格で出品をしてきます。
中国人は自国の商品を安価に仕入れる事ができるし、
日本人より利益を求めるハードルが低いので、
利益が安くてもいいのです。
ただ、彼らにも弱点があり
仕入れ額が安い分品質が悪い物を仕入れていたりするので
悪いレビューがつき商品ページの寿命は短いです。
また直送をする場合小さな物を除いて送料が高いです。
小さな物を格安で発送する手段を中国の人は持っていますが、
その場合納期は格段に遅くなります。
とはいえ、無在庫中国輸入をやっている日本人セラーも
直送する際にかかる送料は同じですね。
ですが、実は日本人セラーは
日本に住んでいるという利点があり
送料コストを抑える事ができます。
通常は中国からお客さんの元へ直送をする訳ですが、
これだと高くなってしまうので
中国から日本(自宅)を経由してお客さんの元へ納品をする事で
コストを抑える事ができるんですね。
当たり前ですが、中国人セラーは中国に住んでいるので
中国から商品を発送するしか方法がなく
日本に住んでいたり知り合いがいたりしない限りは
自宅経由の発送をマネする事はできません。
多少納期は中国から直送をするよりも遅くなってしまう事にはなりますが、
コスト面では確実にこちらの方が良いですね。
自宅に商品が届くとなると梱包などの作業が面倒に思うかもしれませんが、
基本的に大きい物でなければ梱包は大変ではありません。
僕は基本的に宅配袋を使って商品を梱包していますが、
梱包が面倒な場合は既に注文が入っている商品なので
梱包作業を中国パートナーにしてもらった状態で日本に
発送してもらえば、特に手間はありません。
届いた後は発送するだけ。
皆中国から直送をする人ばかりで自宅経由の発送を行う人は
ほとんどいませんでしたが、そのおかげで皆が
稼げなくってしまった時でも楽に稼ぐ事ができました。
本当にやっている人は少ないのでおすすめですよ。
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